メイド・イン・ジャパン

またまた取材で技能グランプリにお邪魔してきた。
技能グランプリは、文字通り熟練技能者が技能の日本一を競い合う大会で、出場選手は当該職種について、特級、1級及び単一等級の技能検定に合格した技能士である。年齢に関係なく、熟練技能を競う技能大会であり、厚生労働省及び中央職業能力開発協会、社団法人全国技能士会連合会の共催により開催している。
会場となった神戸国際展示場には、朝早くから職人たちのプロの技を人目見ようと、多くの来場者で賑わっていた。会場の中ではすでに熱気に溢れていて、30職種に及ぶ各分野のプロたちが日頃の成果を発揮すべく、真剣な眼差しで課題に取り組んでいた。和裁・旋盤・フラワー装飾・建築大工・造園・畳製作など、普段の生活で何気なくいち風景として過ぎ去っていくすべての産物の原形がここにはある。見てるだけで面白くて、こうやってできていたのかと思わず膝を叩いてしまう。
職人の定義とは何であろうか。脇目もふらず、ひたすらにひとつのことに対峙してきた者だけが呼称される敬称なのだろう。館内を暖めているこの暖房もダクトの職人や配管の職人が作り上げた技が生かされている。そういう当たり前の空間を提供してくれるプロがいることに気づかせてもらうだけでも、有意義で勉強になったイベントであった。

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