LOVEはじめました②

開演10分前に入場すると、まずその長居スタジアムの広大さに驚いた。陸上競技場として、数々のスポーツの祭典の舞台や世界のイベントに利用されてきたこの聖地に足を踏み込めるのは、高校球児が甲子園の土を踏むかの如く、ぼくは何かを達成したわけでもない…

LOVEはじめました①

8月である。夏である。連日、関西地方は猛暑日が続いている。今年は不規則な天候なうえ、集中的な豪雨や台風に見舞われ、一部の地域では甚大な被害をもたらした。被害に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げ、筆を執らせてもらう。 夏の思い出作りに、Mr.…

ものづくり物語

仕事で大阪の花博記念公園(鶴見緑地)で毎年開催されている大阪建団連主催「建築・土木技能体験フェア」の取材に行ってきた。「明日の日本を担うスペシャリストを目指して」をテーマに掲げ、型枠、測量、塗装、左官、設備などのブースを設けて、いわゆる「…

ブルースを蹴飛ばせ

以前にも紹介したことのある、友人である菊永のライブに行ってきた。キクリン(呼び名)はぼくの中学校の同級生で、名前の順でたまたま後ろの席にいたのが彼であり、そこからかれこれ20年以上の付き合いになる。お互いまだ独身で自由がきくこともあり、最近…

今夜も馬耳東風

「宝塚記念」に参戦してきた。競馬である。お馬さんである。暮れの有馬記念と同じくファン投票で出走馬が決まるG1レースであり、初夏の仁川で熱い戦いが繰り広げられる上半期のグランプリ決定戦。それが年々出走馬の辞退が相次ぎ、今年も11頭立の寂しいメン…

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

日本のバスケットボール界は、フロント問題や幾度の変革、またプロスポーツ化によって対立や分断、統合、水面下から表だってまでさまざまな問題をここ数十年抱えてきた。過去のいざこざが、日本のバスケットボールの競技自体のレベルに反映したことも否めず…

スパルタンXが聴こえない

今年も6月13日を迎えた。この日はろくでもない友人の誕生日とは別に、ぼくにとっては殊に忘れられない日でもある。そう、プロレスラー、三沢光晴の命日である。 三沢が亡くなって今年で早8年を迎えた。忘れもしない2009年の6月14日の早朝。当時、東京で…

それぞれの蹄跡

胸がドキドキしている。今週末、日本競馬界の最高峰のレースが東京競馬場で行われる。 そう。日本ダービーである。日本ダービーというと、競馬を知らない方も一度は耳にしたことがあるのではないか。実は日本ダービーは副称であり、本来は「東京優駿」が正式…

結果にコミット

運動不足である。30歳も半を過ぎて仕事やプライベート以外で身体を動かす機会が年々減ってきている。振り返れば子供の頃からスポーツは苦手であった。当時は肥満児で小学校のリレー競争やマラソン大会、鉄棒の逆上がりなど苦痛でしかなく、体育の時間は嫌で…

しんせかい・番外編

新世界を後にしたぼくらは、ふと、同じ感情を抱いていた。「飛田」って近いよな。昼間からのアルコールが拍車をかけている。「飛田」とは通称飛田新地のことで、西成区の山王地帯にある戦前から残る赤線、いわゆる遊郭である。大阪には他にも松島新地や信太…

しんせかい③

とりあえず、飯を喰らおうということで、串カツ屋に入ることにした。新世界の食べ物屋がすべて串カツ屋といっていいほど、チェーン店から個人営業まで、まあ、ひしめき合っている。店の前には若い従業員が元気のいい声で呼び込みをし、慣れたもので外国人や…

しんせかい②

ぼくらは昼前に天王寺駅で待ち合わせ、新世界まで運動がてら歩いて行くことにした。関西では認知されている天王寺動物園だが、この周辺は阿倍野再開発地区であり、あべのハルカスを筆頭にここ数年で大阪でも目覚ましく劇的に街全体が変貌した地域でもある。…

しんせかい①

GWの初日。日本中が海外だ沖縄などの行楽地に、また里帰りの帰省中にと、せっせと予定を敢行している中、独身者の身としては他人事のように 、テレビのニュースで帰省ラッシュなどの映像を傍観していると、友人から「相手をしてくれ」と連絡が入った。彼とは…

魚群

淡路島によく行く。釣りである。山と海に囲まれた自然豊かなこの島にもっぱら釣りに出かける。 時間帯にもよるが大阪から車で約1時間半ぐらいで島に渡ることができるので、是非、関西圏でまだ訪れたことのない方は一度足を運んでもらいたい。観光にもデート…

新入社員

会社の周りはオフィス街で、この季節になるとあちこちでスーツ姿の新入社員を目にすることができる。彼らは皆初々しく、あどけない顔を振り撒き慣れない敬語に苦戦しながらも、真新しいバックを片手に社会人のスタートを切ったところだ。まさに期待いっぱい…

大きな桜の木の下で

今年の桜はいかがだったでしょうか。天候が不安定で例年より遅く開花し始め、四月に入っても全国でまだ満開にならない地域もあるみたいだ。ぼくの住む関西圏でも北と南でだいぶと差があり、週末に雨が降るなどツキにも見放された感じで、周りのみんなに聞い…

業界紙の未来

ぼくは現在、工作機械や工具など周辺機器、また水回りを中心とした設備器材を扱う専門紙で記者として働いている。いわゆる業界紙というやつだ。一般の人にはなじみがないと思うが、例えば、農業、美容、化学、医療、石炭製品、 鉄鋼など、仕事の数だけその業…

土佐日記

ぼくの母親は高知の生まれなので、幼少の頃や学生時代にはよく遊びに行ったものだ。母親の母親(祖母)がひとりで暮らしており、御年90歳を迎えた。ぼくは恥ずかしながら実家暮らし(この歳まで情けない)だが、親父の父母(祖父母)も健在で92歳となり、ぼくが生…

立ち食いスタイル

立ち食いそばが好きだ。そば屋ではなく「立ち食いそば」である。駅のホームの片隅やガード下、商店街の並びに佇むあの独特な店構え。店先から何とも言えない「出汁 」の甘辛い匂いに誘われて、数分後には割り箸を割っているのが必定。早くて、安くて、旨い。…

虎の巻

先日、久しぶりに高校時代の部活の先輩と阪神競馬場へ遊びに行った帰りに、ふと、あることを思い出した。 「そういえば先輩。この近くにタイガースファンが集まるお店があるんじゃないですか?」 高校時代、バスケ部に所属しながらも(小生はマネージャー)…

お受験

近頃、通勤途中に普段見かけない学生服姿の中、高校生たちを見かけるようになった。彼らは一様に神妙な面持ちで、参考書や暗記した大学ノートなどに目を配らせている。ぼくは、最後の追い込みをかけている彼らをはたから見ていて、当時の自分の回想に耽って…

ブログ開始

皆様はじめまして。小生、カバオと申します。関西在住のしがないアラフォーサラリーマンでございます。私事ですがブログを開設してみました。主に関西中心に仕事で出会った方々、面白いスポット、日々感じたことなど玉石混淆、綴っていきたいと思っておりま…