TRAIN-TRAIN

今更ながら振り返ると、15歳の高校入学時から大学を卒業する7年間、社会に出て勤めるようになって現在に至るまで、すでに20年以上を電車通学、通勤を継続している。毎朝最寄駅まで、汗が滴る真夏日でも手先が痺れる厳冬の季節でも自転車を必死に漕いでよく通…

生誕祭

久しぶりの更新になってしまった(何故か体調を崩しておりました)。 元号も変わり来年には東京オリンピックも待機し、日本は相も変わらす忙しない日常が待ち受けているのだろう。それでも人は安らぎを求めさ迷い歩き続けるのだ。そういう意味では、ぼくの安ら…

来者は追うべし

いよいよ新元号が発表される。平成の時代が終焉し、現代が新たな時代に突入しているように、この日本も大きく変化しようとしている。昨年からいくつかの候補が尾びれをつけて飛び交っているが、個人的にはなんでもいいと思っている。思い返すと31年前に「…

メイド・イン・ジャパン

またまた取材で技能グランプリにお邪魔してきた。 技能グランプリは、文字通り熟練技能者が技能の日本一を競い合う大会で、出場選手は当該職種について、特級、1級及び単一等級の技能検定に合格した技能士である。年齢に関係なく、熟練技能を競う技能大会で…

田舎に泊まろう

都会での生活に疲弊してくると、つい遠くに心田を奪われてしまう、目を向けたくなる。うんざりする人混みを掻き分けて、息苦しい満員電車では心身を痛めつけられて、永久に続く硬いアスファルトを最後の力を振り絞りかけ上がってやっとこさ職場にたどり着く…

ビターな日々

「バレンタインデー」の歴史はローマ帝国の時代にさかのぼるとか。この習わしが現代まで続いているとに驚きである。こと日本では2月14日に女性がアプローチしたい意中の男性に愛情の告白として、本命チョコを贈るのが不変的イベントになり、本命以外の人には…

路地裏のブルース

久しぶりにキクリンの近況を書こうと思う。キクリンは何度かこのブログにも登場したことのあるミュージシャンで、関西を中心に奔放にシャウトしている幼なじみだ。そんな彼も当然、平日は仕事を全うしていたのだが、20代の頃からアルバイトでお世話になり…

鞍とムチのレジェンド

先日、関西スポーツ賞の表彰式が開かれて特別賞に競馬界から武豊騎手が選ばれ表彰された。 数々の記録を打ち立ててきた競馬界のレジェンド、武豊騎手が昨年、空前絶後のJRA通算4000勝を達成した。1987年3月のデビュー以来31年6カ月、2万1235戦目での“大台”到…

トークの術

正月といってもここ数年、三が日も過ぎれば正月気分も消え去り、ただ仕事が休みなだけで特段重い腰を上げることもない日が大半ではないだろうか。一昔前は正月になると、スーパーや商店街などシャッターが下ろされ街全体が閑散として物悲しい寂寥感に満ちて…

懐かしい光景

「日東精工」という企業がある。京都府綾部市に本社を置く東証一部上場企業でもあり、精密ネジ、極小ネジでは日本のトップメーカーである。5年ほど前から小生が担当しているクライアントで、今では国内に留まらず、産機事業のネジ締め機や制御システム事業の…

上京物語

ここ数ヶ月、出張や雑務でばたばたしていた。先日も二週続けて東京に出張であった。 毎年寒くなってくると、ぼくは東京の冬を思い出す。東京の冬は他県と比べて冷たい気がするのだがどうだろう。マインド的なものかも知れないが、からっとしている分、直接冷…

USA旅行記⑧

5日間の滞在はあっという間であった。帰国の朝、サンタモニカの風を感じることができなくなるかと思うと、寂しくさえ思えた。旅立つ前は誰が火中の栗を拾うようなことに参加するかとごねていたが、いざ渡米するとそのアメリカの魅力を痛烈に体感し、同行し…

USA旅行記⑦

ロサンゼルスはシカゴとはっきりと違っていた。空港からホテルまでの街並みや景色もそうだが、シカゴと違ってすべてに洗練されていた。シカゴで感じた匂いや人種の感度、街全体から感じるスリリングな雰囲気ではなく、観光スポットとあって、きれいでオシャ…

USA旅行記⑥

2日間のシカゴ滞在を終えた一行は、次なる目的地ロサンゼルスに向かうことになる。そう、「LA」である。なぜロサンゼルスに向かうかというと、表向きはロサンゼルスにある工作機械メーカーの工場見学のためであるが、それよりもロサンゼルスを満喫することが…

USA旅行記⑤

翌朝、ホテルから展示会場のマコーミックプレイスまでは現地のハイヤーが送迎してくれたのだが、まあ、運転の荒いこと、荒いこと。スピードが尋常ではない。だだっ広い幹線道路を縫うように通りすぎていく。高速の車窓から目を凝視すると、どの車もスマホを…

USA旅行記④

ホテルに着いたわれわれ一行は、添乗員からスケジュールの確認や注意事項を受けて、お待ちかねの夕食を迎えた。道中、アメリカの広大さと車の運転の荒さにへとへとになっていたぼくは、またアメリカ文化にやられることになる。それは出てくる料理の重量感だ…

USA旅行記③

なんてことはない。空の旅は快適であった。臀部の痛みも許容範囲だったし、心臓が飛び出るほどの揺れもさほどなく、順調に飛行してくれた。人生初となると機内食も堪能しトイレも問題なく利用できた。機内でのスチュワーデスらのサービスは文字通り癒された…

USA旅行記②

人生で2回目の成田空港に到着したぼくは、自分の居場所がわからないまま、第一ターミナルの中を右往左往していた。まず海外に行くときには、当然、現金を海外紙幣に交換(カードは別)して、合わせて海外旅行保険に加入しなくてはならない。これは前もって話を…

USA旅行記①

ついに海外出張が決まってしまった。 ついにというのは、うちの会社では旅行代理店とタイアップして、スポンサーやメーカー、商社のお客さんを招待して海外の展示会を見て回るツアーを組んでいるのだ。それで毎年うちの会社からひとりツアーに同行するのわけ…

白球残映

また、夏が終わろうとしている。 今年は大阪北部地震、そして甚大な被害をもたらした西日本豪雨と自然災害に苦しめられた上半期だった。 そんな中、記念すべき第100回夏の高校野球選手権を迎えた。猛暑の中、熱戦が繰り広げられた戦いは、大阪桐蔭高校の史上…

歌うたいの生き方

歌うたいがいる。地元の友人「キクリン」である。 彼はこの夏にかけて精力的に趣味(本業にする気なのか)の音楽活動を関西圏を中心に敢行ている。キクリンの音楽性は以前にも触れたが、「音」を楽しむという意味では最も音楽を体現しているかもしれない。言葉…

一号生筆頭

「夏であ~る!!」(江田島塾長風に)。 今年の夏は真夏日という言葉では生ぬるい、もはや殺人的猛暑、酷暑である。日本列島がサウナに閉じ込められたかのごとく、四六時中、ひたすらに暑い。外に出ることさえ何かの罰ゲームを執行されているのではないかと、…

マサさん、永遠に

7月14日、マサ斎藤氏が亡くなられた。このブログのアイコンや個人的な画像にも使用させていただいてるマサ斎藤さんが鬼籍に入られた。 2000年にパーキンソン病を発症し、これまで長い闘病生活と文字通り戦っていたが、容体が急変しついに帰らぬ人とな…

居酒屋紹介②

居酒屋紹介の2回目は大阪の天王寺にある「中や」を紹介しようと思う。場所はというと天王寺駅北口を出たらすぐそこにある。そう説明するとこの界隈を庭にしている人なら、そんな店あったかなと首を傾げる人が多いのではないだろうか。一見、通りに面してパチ…

震災の記憶

大阪北部地震の発生から1週間が経った。京都府南部から大阪府北部を中心に最大震度6弱を記録した大地震。その時間、ぼくは朝の通勤途中の電車の中だった。満員電車の中で一斉に携帯電話から受信速報の通知音が鳴りだし、乗客らは携帯画面を食い入るように見…

燃えよドラゴンズ!

最近、出張で名古屋に訪れる機会が多い。いまでこそ名古屋という場所や土地柄がわかるようになったが、そもそも「愛知県」とは呼ばず、「名古屋に行ってくる」で通ずる不文律が成立すること自体、ぼくが不可解な場所にさらしめていた。日本列島の真ん中に位…

麻雀界の巨星、墜ちる

「小島武夫」さんが亡くなられた。82歳だった。 麻雀に陶酔している方や少しでも牌を握ったことがある方なら、その名を知らない者はいないだろう。 「ミスター麻雀」の異名を持ち、数々の伝説を残してきたプロ雀士である。日本プロ麻雀連盟の初代会長であり…

居酒屋紹介①

夜の帳が下りる頃、いつものように暖簾をくぐる店を今回は紹介しようと思う。 店の名前は「呑みどころ・卯」。うさぎと読む。店名の由来は7年前にオープンした年が卯年で、たまたま大将本人も年男だったことに因んで縁起を担いで頂戴したとのこと。先月には7…

大川峠

人生初の夜釣りを敢行してきた。ターゲットは「メバル」。 大阪から車で南下し、深日から和歌山に入り海岸沿いをしばらく走ると、加太の手前の紀伊半島の西端に山道が現れる。今回の釣り場である「大川峠」だ。この山道を登りつめて下ると、ゴロゴロした岩や…

女の戦い。そして別れ。

久しぶりの競馬場だ。今年は例年より桜が開花するのが早く、いつもならこの時期には白桃色の綺麗な桜が競馬場を包むのだが、残念ながらほとんど散っていた。花冷えで乾いた風が吹き抜ける中、それでも若き乙女たちの戦いは熱をおびて、入れ込んでいる。桜花…